占いの方法

陰陽五行占い(易)とは?これからに活かせる五行の相性

陰陽五行の意味

中国では物事は表裏一体でなりたっていると考え、その表裏をそれぞれ「陰」「陽」と呼びます。「陰」「陽」は普遍的なものではなく、場合によって同じものでも立場がかわります。例えば、男性は「陽」女性は「陰」に分類されますが、親子関係の場合、親が「陽」、子供が陰になりますので、母親が「陽」息子が「陰」と変わります。「陰」と「陽」は宇宙の法則の中で、ときと場合によって入れ替わりながらバランスをとっています。

木、火、土、金、水の5つの気

森羅万象は法則において、わたしたちを取り巻く環境である宇宙も、ヒトのからだも「木」「火」「土」「金」「水」の5つの「気」で構成されていると考えます。それらがお互いに刺激しあい、影響しあって宇宙はなりたっています。この5つの「気」を「行」とよび、5つを合わせて五行となります。
これら5つの「行」にはそれぞれ異なる性質があります。例えば「木」であれば、健やかに成長する「木」の特性から、成長、向上、発展などの性質があります。

人間にも行が割り当てられる

人間一人の中にも「行」が割り当てられており、それがその人の性質や性格はもちろん体質などにも影響しています。一人の人間の中には「行」はひとつではなく複数の要素があるのが一般的です。五行の要素がかたよっているのか、まんべんなくあるのかなどによってその人の個性や特徴にあらわれます。

このような「陰陽」「五行」をつかって、うまく生きていくための方法を探るのが、陰陽五行易です。

陰陽五行占い(易)とは?

陰陽五行易は、中国で約2500年前に生まれた森羅万象の法則を利用した占いです。

現在、占いなどで利用されている「陰陽五行易」についてさらに詳しくみていきましょう。

陰陽五行易の起源

陰陽五行易は、中国で約2500年前に生まれた森羅万象の法則をもとにしています。陰陽五行易は、風水や四柱推命など東洋系占いのもとになっています。
陰陽五行は易(占い)以外にも、中医学や薬膳料理の根幹にもなっており、中国系の国では生活に密接した法則です。

日本には、仏教伝来などと同時期の5世紀頃に中国から伝えられたといわれています。
日本で現在も生きている、桃の節句や端午の節句は陰陽五行の法則に基づき発生しました。

「暦」「季節」「感情」「体質」「顔のパーツ」などあらゆるものを五行で分類することができます。また、五行のそれぞれの「行」は、その性質によって助け合ったり、上下関係があったり、反発したりしています。その「行」の性質をもとに、人の本質についてや、人と人との関係性を見るのが陰陽五行易です。

陰陽五行易は、陰陽五行の法則をもとに時間を経て統計などが加わり、現在の占いに続いています。

陰陽五行易はどんな占いに向いているの?

  • 現状を知り、打開策をはかりたい
  • 恋人や配偶者の性質を知りたい
  • 対立を避ける対策をたてたい
  • 自分にむいている仕事を考えたい

陰陽五行易では、現在の状態を分類し、多すぎる部分を減らし、欠けているものを補い、ものごとをできるだけバランスの良い状態に近づけることを目的としています。

陰陽五行易では、その人がもって生まれた性質や体質、その人が成長過程で変化し現在もっている性質や体質、それによって生じる良い点や悪い点を占います。
また、その結果をもとに、ほかの人や、もの、仕事などの事象との相性を判断することができる占いです。

陰陽五行易はどんな占いに向いていないの?

  • 人の感情や想いを知りたい
  • 未来について教えてほしい

逆に「彼はわたしのことをどう思っているのだろうか。」「あの人から連絡はくるのだろうか。」などといった、人の現在の感情や、未来予測などの占いには向いていません。

陰陽五行易の占い方法

陰陽五行の実際の占い方法や、占いの基礎についてみてみましょう。

陰陽五行易の占いの基本

「陰陽」は宇宙の万物を構成するエネルギーです。宇宙のすべては「陰」と「陽」に分類できまので、男女の性別や、親子、上下関係といった関係などで「陰」と「陽」に区別します。

「五行」は森羅万象、すべてのことや、ものを5つに分類します。
人はその人がもっている「五行」によって構成されています。生まれた時間を含む生年月日や、生まれた地域、生まれ順、現在の体形など、さまざまな要素それぞれを「五行」に分類します。

五行の基本的な性質は

  • 「木」:成長、発育
  • 「火」:熱、闘争心
  • 「土」:育み、保護
  • 「金」:強固、鋭利
  • 「水」:流れ、湿潤

などです。これだけ見ると何を表しているのかわかりにくいのですが、例えば、湿潤や流れを表す「水」は、柔軟性がありおおらかであることを表します。反面、流されやすく、優柔不断であることも示しています。

人を占う場合は、その人のなかに、どの「行」の要素が多く含まれ、欠けている「行」はどれであるかを調べます。「行」をバランスよくもっている人は、性質も安定的でバランスが良いとされ、持っている「行」にばらつきがある人は、個性が突出した人とされます。

五行の相性と相剋(反発)について

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五行はそれぞれの性質から、お互いを補ったり、反発したりする関係があります。

「木」が燃えて「火」が生まれますので、「木」は「火」の母つまり元です。
同様の考えで「火」は「土」を生じ、「土」は「金」を生じます。「金」は「水」を生じ、「水」は「木」を生じます。この関係を「相性(そうしょう)」関係といい、援助する関係です。

「木」「土」に根をはりますので、「木」「土」に勝ちます。
「土」「水」に勝ち、「水」「火」に勝ちます。「火」「金」に勝ち、「金」「木」に勝ちます。この関係を「相剋(そうこく)」関係といい、立場関係の強弱を表します。

陰陽五行易は、五行の性質と、五行の相性・相剋関係で占いの結果を導きます。

陰陽五行易で自分の相性を占う

陰陽五行易で相性を占う場合は、まず、占いたい人それぞれのもっている「」を調べます。
生年月日や、生まれた時間、生まれた地域、生まれ順など、できるだけたくさんの情報があるほうがより正確に占うことができます。

→陰陽五行占いチェック

「行」の調べ方は、陰陽五行の万年暦をもとに調べていきます。万年暦は陰陽五行易の本や、インターネットでも公開されています。

生年月日だけで占う場合

生年月日や、生まれた時間などその人の情報それぞれが、「五行(木、火、土、金、水)」のいずれかに分類されます。その人の持つ「行」で一番多い「行」を「主行」といい、全く持っていない、少ない「行」を「欠行」といいます。

例えば、生年月日だけの情報から占う場合でみてみましょう。
年が「木」、月が「水」「金」、日は「水」「水」のひとの場合、主行は「水」で、欠行が「火」「土」です。

水の方はこんな方

この生年月日の人の性質は「水」の要素から、順応性がありおおらかであるが、嫉妬心が強く移り気であることがうかがえます。

仕事や人生のパートナーにはこんな人がベスト!

仕事や人生のパートナーには「火」や「土」の行をもつ人を選ぶと足りない部分が補われます。
また、同じ「行(水)」をもつ相手であれば、「似たもの同士」という相性になります。

陰陽五行易を活用しよう

陰陽五行易は中国で生まれ、2500年ものあいだ人々の生活に密接にかかわって発展してきました。陰陽五行易は、人生をよりよく生きるための指針となるものです。

自分の「行」を知ることで、強みと弱みがわかります。強みをいかした仕事を選ぶことや、体質の弱みを補う生活をおくることができます。

陰陽五行易ではバランスがとれた状態を良い状態と考えます。
陰陽五行説では、宇宙に存在する事象やものはすべて5つの「行」にわけられると考えます。
生年月日などからわかる、もともと持っている「行」に足らないものがある場合は、身に着ける色や、住む場所などで足らない「行」を補うとバランスが整います。

職場や学校など集団の場においては、そこにいる人それぞれの「行」を知ることで、適材適所がわかり配置などの参考にすることができます。

人間関係の相性については、相性が「良い」のか「悪い」のかにこだわるのではなく、自分の足らない部分を埋めてくれる相性なのかどうか、自分と似たようなタイプなのかどうかを知るための材料にしてください。
相手を知り、より良い関係を築くための一助となりうるのが陰陽五行易です。

陰陽五行易を生活にいかし、人生をより豊かに楽しんでください。